ツイン・ピークスとジミー・スコット
ツイン・ピークス、序章+本編29話を見終わった。
全部見ていたと思ったけど、中盤でリーランドがいなくなってからの展開をすっかり忘れていた。
異様なほどテンションの高い前半に比べ、後半はちとスローな展開。視聴率も低迷していたらしく、最終的には打ち切りだったそうな。
しかし、打ち切りに腹を立てたデビッド・リンチが続編を作れない終わり方にしたという最終話は、かなりキレタ雰囲気でおもしろかった。いや、怖いぐらいだった。
あと、ツイン・ピークス最終話って、ジミー・スコットが出てるじゃないですか。これ、びっくり。
中性的な歌声の流れる赤いカーテンの部屋にたたずむ、表情のないクーパー捜査官。歌にあわせてダンスする赤いスーツの小人。瞬くストロボ。あれ、この歌手は・・と思って、オープニングタイトルまで巻き戻したら、「James V. Scott」の文字。本物のJimmy Scottだー。
天使の歌声と讃えられるジミー・スコット。
歌を聞くと、御歳80歳のおじいさんとは、信じられない。女性ボーカルのようにも聞こえる独特の歌声は、ホルモンの病気のため、声変わりがなかったからなのだそう。
ジミー・スコットは「生きた伝説」とも言われている。不遇な時代が長く、日雇い仕事で生計を立てていたこともあった。そんな彼が表舞台に戻ってきたのは1980年代半ば、そろそろ60歳になろうかという頃だったからだ。
日本では、1999年春にNHK-BSで放送されたドキュメンタリーが反響を呼び、初の来日公演が実現している。そりゃ評判になるだろうなー。こんな声の歌手は他にはいないし、ゆったり歌うバラードは情感に満ち溢れている。私は確か、新聞のCD評で初めて知ったんじゃなかったかしら。言葉で何と説明されても、あの歌声は想像できない。
「他の誰もジミーのようには歌えない。唯一無二の存在なんだ」と言ったのは、ツイン・ピークス監督のデビッド・リンチ。確かにー。
ジミー・スコットの生い立ちやディスコグラフィーについては、ジミー・スコット音楽酔星さんが詳しいです。
ついこの間、2006年3月にも来日していたんだよなー。
これ興味あったのに、チケットが高かったので、スルーしてしまったのだった。しかし、ジミー・スコットも80歳。頻繁に来日しているみたいだけど、お歳がお歳なので、次回は必ず聞きに行こう。
ツイン・ピークスも最終話は永久保存だわ。
Posted by sbt at Giugno 25, 2006 | アメリカ映画 , 音楽
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